こんにちは
2月も残り少なくなり、あちらこちらから春の便りが聞こえてきますが、旭川は ほぼ毎日のように雪が降っています。
事務所から見える花咲公園の木々も雪が積もって白い花を咲かせているみたい
今日の雪は軽~いパウダースノー、さらさらと まるで粉砂糖が空から降っているようです。
窓から見ている分にはいいけれど、帰る頃までには車に雪が こんもり…になっていますね

さて、そんな寒い冬でも元気に大きくなっているサケたち。
以前はお腹にオレンジ色の栄養の袋をつけていた仔魚(しぎょ)の姿でしたが、最近の様子は…というと

ポコンと出ていたオレンジの袋は ほぼなくなり、シュ~ッとスマートに よりサケらしくなってきました。
そして、白っぽかった体の色は黒っぽくなり、前回の記事で書いた「パーマーク」はさらにクッキリと見えるようになってきました。
栄養の袋(さいのう)がなくなった仔魚(しぎょ)を稚魚(ちぎょ)と言います。

お腹のオレンジ色の袋はどうやって減っていくのかとずっと不思議に思っていましたが、ある日偶然撮れた写真を見てびっくり。
右側のサケのお腹に切れ目が入ったようにオレンジの色が見えますか?
お腹の中にしまいこむように栄養の袋は小さくなっていました。
このあと、チャックを閉めるように お腹はピタッと くっついていくんですね~

お腹の栄養の袋がなくなっても しばらくの間は水底を泳いでいたサケたち。
袋の減りは個人差があり、やはり早くに減ったサケたちは少しずつ水面に向けて泳ぎだしていました。

上の写真との違いが分かりますか?
下の写真ではサケたちが水槽の半分よりも上の方で泳ぎ始めていますね
サケたちがお腹の栄養を使い切り、水底から離れ エサを探すために水面近くまで泳ぎあがることを「浮上」(ふじょう)と言います。

エサをあげるタイミングは難しく、栄養の袋がなくなることと、浮上がエサやりの目安となります。
2月16日、サケたちのお腹から袋がなくなり、浮上も始まってきたのでエサをあげてみました。
エサは「サケ・マス専用」のエサを取り寄せてあります。

サケたちは最初はエサをエサと認識していないので、覚えてもらうことから始まります。
サケの周りの小さな点々がエサです。
最初はエサが周りにあっても知らん顔しているサケたち。
一匹、また一匹と少しずつエサを食べ始めるサケが増えていきました。
(電気をつけて昼を再現中の飼育室)
エサが残ると水質悪化にもつながるので、少量ずつ一日2~3回に分けてエサやりです。
最初はエサを食べなかったサケたちも数日後にはみんな食べるようになってきました。
浮上が始まると、泳ぎがとても上手になり、水面から勢いよく水の外に飛び出す心配があるので ふたを必ずしめなければなりません。
(電気をすべて消した飼育室)
そして、今までは石の下に隠れていたので部屋を暗くしていましたが、これからは電気をつけて昼と夜を教えていきます。
窓のない飼育室は昼間は電気をつけています。
暗くすると本当に闇です。
暗い時はサケたちも水底で静かに漂っています。
自然界では徐々に夜が明けて明るくなっていきますが、ここでは急に電気が点くので、毎朝 水槽の中をワチャワチャ泳ぐことから始まります。
驚かせてごめんよ~
旭川市土木部公園みどり課ではサケの観察日記が公開されています。
私たちは稚魚にエサをあげますが、自然界のサケの稚魚は一体何を食べているのでしょう?(2月9日の日記に書かれていますよ~)
とても面白く、そしてわかりやすい日記なので良かったらリンク先で見てみてくださいね~。→サケの観察日記
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2月も残り少なくなり、あちらこちらから春の便りが聞こえてきますが、旭川は ほぼ毎日のように雪が降っています。
事務所から見える花咲公園の木々も雪が積もって白い花を咲かせているみたい

今日の雪は軽~いパウダースノー、さらさらと まるで粉砂糖が空から降っているようです。
窓から見ている分にはいいけれど、帰る頃までには車に雪が こんもり…になっていますね


さて、そんな寒い冬でも元気に大きくなっているサケたち。
以前はお腹にオレンジ色の栄養の袋をつけていた仔魚(しぎょ)の姿でしたが、最近の様子は…というと

ポコンと出ていたオレンジの袋は ほぼなくなり、シュ~ッとスマートに よりサケらしくなってきました。
そして、白っぽかった体の色は黒っぽくなり、前回の記事で書いた「パーマーク」はさらにクッキリと見えるようになってきました。
栄養の袋(さいのう)がなくなった仔魚(しぎょ)を稚魚(ちぎょ)と言います。

お腹のオレンジ色の袋はどうやって減っていくのかとずっと不思議に思っていましたが、ある日偶然撮れた写真を見てびっくり。
右側のサケのお腹に切れ目が入ったようにオレンジの色が見えますか?
お腹の中にしまいこむように栄養の袋は小さくなっていました。
このあと、チャックを閉めるように お腹はピタッと くっついていくんですね~


お腹の栄養の袋がなくなっても しばらくの間は水底を泳いでいたサケたち。
袋の減りは個人差があり、やはり早くに減ったサケたちは少しずつ水面に向けて泳ぎだしていました。

上の写真との違いが分かりますか?
下の写真ではサケたちが水槽の半分よりも上の方で泳ぎ始めていますね

サケたちがお腹の栄養を使い切り、水底から離れ エサを探すために水面近くまで泳ぎあがることを「浮上」(ふじょう)と言います。

エサをあげるタイミングは難しく、栄養の袋がなくなることと、浮上がエサやりの目安となります。
2月16日、サケたちのお腹から袋がなくなり、浮上も始まってきたのでエサをあげてみました。
エサは「サケ・マス専用」のエサを取り寄せてあります。

サケたちは最初はエサをエサと認識していないので、覚えてもらうことから始まります。
サケの周りの小さな点々がエサです。
最初はエサが周りにあっても知らん顔しているサケたち。
一匹、また一匹と少しずつエサを食べ始めるサケが増えていきました。

エサが残ると水質悪化にもつながるので、少量ずつ一日2~3回に分けてエサやりです。
最初はエサを食べなかったサケたちも数日後にはみんな食べるようになってきました。
浮上が始まると、泳ぎがとても上手になり、水面から勢いよく水の外に飛び出す心配があるので ふたを必ずしめなければなりません。

そして、今までは石の下に隠れていたので部屋を暗くしていましたが、これからは電気をつけて昼と夜を教えていきます。
窓のない飼育室は昼間は電気をつけています。
暗くすると本当に闇です。
暗い時はサケたちも水底で静かに漂っています。
自然界では徐々に夜が明けて明るくなっていきますが、ここでは急に電気が点くので、毎朝 水槽の中をワチャワチャ泳ぐことから始まります。
驚かせてごめんよ~

旭川市土木部公園みどり課ではサケの観察日記が公開されています。
私たちは稚魚にエサをあげますが、自然界のサケの稚魚は一体何を食べているのでしょう?(2月9日の日記に書かれていますよ~)
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