セルフでお願いします♪

とある休日の話。

近くに住む母から電話があり、「行きたいところがあるから10時に来て…」と。

タクシーじゃありませんよ～と心の中でつぶやくも、言うと100倍になって帰ってくるので、実家に母をお迎えにあがる私。

94歳の祖母と一緒に暮らしている母はの気分転換はお出かけ。

今日は買い物に行きたいのかな？外食したいのかな？



私だって、家でやりたいことが山積みだけど、時々は母のお願いも聞かないとね（爆発したら困るし　）

母の向かった先は、「今日はセルフでお願いします」

セルフって、なんのこっちゃ？と思っていると、着いたところは　毎週、新鮮な卵を届けてくれる知り合いの養鶏場。

きれいなチューリップを横目にずんずん奥に入っていく母。

もう　ぼちぼち、私にも読めたよ



本日は「セルフの肥料をもらいに来る日」だったのでした

だったら、そのような服装もしてくるし、車にもシートか新聞を敷いたのに～

養鶏場の方とお話しして、すでにルンルンの母に私の言葉は聞こえません。

「あんた、何袋いるの？？」と満面の笑みの母。

「２…　」



私たちの背よりも高い肥料の山からスコップで袋に肥料を詰めます。

大　150円、小　120円、「安いよね～」と母。（確かに…それはそうだけど…）

この肥料、鶏糞から出来ていますが、そんなに臭くはありません。

ただし、あんまり乾いていないためか、まるで壁のように固く、スコップがささりません。

日頃、力作業なんてしない私は肥料の山にスコップで挑むものの、弾き返されへっぴり腰



そんな私を高らかに笑う母、「あんたこれはブログに載せなさい」と私からスマホを奪い取り写真を撮ってくれます。

たくましい私の背中と共に母の指も写ってます…残念

しかも、肥料だらけの手でスマホ触りましたね…

この後、写真の奥に写っている知らない方が、私のへっぴり腰を見かねて手伝ってくれました。

この中で一番私が若いのになんだか申し訳なさすぎる…



そして、とどめは車の床にまさかの肥料の直置き…。

帰り道、肥料の香りと7～8匹のハエと共に帰宅しました。



翌日、仕事に行くときに車に乗ると…


昨日の残り香が…　（すぐに掃除したんですけど…）

今年の我が家の畑はきっと美味しいものが出来るに違いない…。



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