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旭山公園売店 shop asahiyama park

北海道旭川市にある「旭山公園」。公園内にある『旭山公園売店』からのソフトクリーム情報や、桜の開花状況、隣接する《旭山動物園》のHOTな情報を発信していきたいと思います。

お店の周りにこんな黒い粒がたくさん…。

みなさん、これはなんだと思いますか~?

実はこれ春に咲いていた「エゾヤマザクラ」の実です。

お店の周りには桜の木がたくさんあって、熟すと落ちるのでしょうか?

毎年この時期はお店の周りはこんな感じ。

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普通のサクランボよりもずっと小さいエゾヤマザクラの実は人は食べて食べれないことはないけど、美味しいものではありません。

でも、カラスや他の鳥たちはこれが大好き!

なのでフンの被害もちらほら。

お店の周りも汚れるけれど、鳥たちの命を支えるエゾヤマザクラ。

春には私たちを楽しませ、夏には鳥たちのご飯になる…すごいですね

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昔、子どもたちが小さかった頃、ある日のおやつはサクランボ。

一粒、一粒、食べ始める子どもたち。

ふと見ると、二男のお皿には二つ くっついた「双子のサクランボ」が取り分けられています。

ちゃんと食べて!と怒る長男と 頑なに双子のサクランボを集める二男。

しだいに空気は悪いものになりました。

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私が「食べ物で兄弟ケンカしないで」と二人に言うと、長男はサクランボを食べるのをやめてフイといなくなってしまいました。

私が「どうして双子のサクランボを食べないの?」と聞くと「二つくっついているのにバラバラにしたらかわいそうだから」と二男。

離れた所に座っている長男を見て、二男は取り分けていたサクランボをお皿に戻し、ひとつだけ手にサクランボを握りしめて食べるのをやめてしまいました。

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しばらくしてから二男は私と長男に一個ずつサクランボをくれました。

それはきっと大事に手に持っていた双子のサクランボ。

大切に握りしめていたから、ぬるくなってしまった双子のサクランボの味。

みんなそれぞれ大切にしたいものっていろいろあるんだな~と思ったあの日の事、ふと思い出しました。

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コメント

ヤマザクラも沢山の実を付けますね。
小さくて硬くてとても美味しいとは言えない実。
育てている暖地サクランボの実はまだ熟れもしないうちから
毎日つつきに来るのに,山桜の実には目もくれないカラスたち・・・
なので裏庭の土手には落ちた実から生え出た子桜たちがびっしり。
之抜かないでほっとくと桜の木の森になりそう・・(^^♪

エゾヤマザクラの実 これは鳥達は楽しみにしてるでしょうね
鳥達は意外と果物好きなんですね
うちのサクランボの木も毎年鳥達が
ネットを外すのを楽しみに待ってます 笑

双子のサクランボを大切に
息子さん こういうのを大切に思えるピュアな心を持ってる・・
それってママが愛を注いで育てた証拠ですよ

子供のこだわりって忙しいとイライラするけど
落ち着いてよく見たら
実はとっても可愛らしいこだわりだったりしますね
(男の子はこういうとこが可愛いんですよね)笑
そんな事をちゃんと覚えてるママは素敵だわ

2粒のさくらんぼを引き離してはかわいそうだという心優しい次男さんと、お行儀が良く「美味しいものは美味しいうちに」の長男さん、どちらが正しいというものでもないですよね。
本人たちは覚えているかわかりませんが、それを記憶しているお母様も素敵です。

連鎖の役に立てない人間が言うのも申し訳ない感じですが、頭や車にフンをヒットさせるのだけは勘弁してほしいですね(^^;)

みーさんへ

こんにちは、みーさん。
旭山にはさくらんぼの木がないので、カラスたちはこの実を食べているようです。
そして、お店の前の電信柱に止まり、フンをボトン!
お客様がキャーと悲鳴をあげることがしばしば。

この種からもエゾヤマザクラ出るのでしょうか?
植樹してもなかなか根付かず難しいのですが、こういう種からの方が逆に育ったりして。
桜の木の森…素敵(*^。^*)

Shop Asahiyamaさん
また素敵なお話しですね。
子供って、私たちにはわからないような、思いで、
物事に接していくのでしょうね。
双子のサクランボを分けないように、、、
なんて、可愛い思いなのでしょう。
お兄ちゃんも、次男君も、優しいですね。

だんごさんへ

こんにちは、だんごさん。
ちゃんと動物たちは食べてもいいもの、ダメなものわかってますよね~。
うちのユズルもしかり、なんですけど。
エゾヤマザクラ、赤い実はすっぱいんです。
なので鳥たちは黒く熟したものを食べているようです。
人間から見ると赤い方がきれいで美味しそうなんだけどね。

この話、昨日まできれいに忘れていたエピソードでした。
書いていてフッと思いつき書き上げてみました。
もう、忘れたくないな…と。
あの頃の私は若くて、きっと今のような気持では子どもたちには接していなかったのかもしれません。
今、思い出すとあぁあの時こう言えばよかったとか、こういう風に解釈してあげれば良かったのかと反省。
でも、あの時があって今があるから仕方ないもんね~。
二男はこの記事を読んで全く覚えていないそうです。
そりゃそうだ、二男3歳の時の話。
でも、今でも無意識に双子のサクランボが好きと言ってました。
こういうかわいいエピソードが意外といっぱいある二男だったりします。

さくらんぼが好きだからこそ
起きた出来事ですね。

家は、二人とも 苦手の様なので、
今年、1回買ってはみたものの、
特に息子には 哀しい位 拒否されてしまいます。


こんにちは。

ふっとくる想い出話はグッときますね。
私も最近、あんなことあったこんなことあったと思い出します。
1回目の子離れの時期にさしかかろうとしているのかな?

アントワネットさんへ

こんにちは、アントワネットさん。
どちらの息子も見ているのでなんとなく小さい頃のシチュエーションが目に浮かぶでしょう?
大きくなってもあまり性格や好みは変わらないですね。
昨日まで完全に忘れていたエピソードでしたが、記事をたまたま書いていてあのぬるいサクランボの味をふと思い出しました。
きっとみなさんが思っているほどいい状況ではなく、ケンカしないで!と私もキリキリしていたかもしれません。
子育てに必死な時ほど大事なものが見えなかったりするものです。
今思えばきっともっとたくさんのキラキラした瞬間があったはずなのに、悲しいかな忘れています。
せっかく思い出したので忘れないように書いてみました。
読んだ二男はすっかり忘れていて、でも、今でも双子のサクランボは特別好きな気がするみたいなことを言ってました。

amiさんへ

こんにちは、amiさん。
今までずっと忘れていた話でした。
昨日の記事を書きながら急に思い出しました。
あの時の感情、ぬるいサクランボの味、子どもたちの顔。
どんなことを話したのかは忘れているけれど、二男のバラバラにしないでと言った時の事。
あの頃の私は若かったので、もしかしたら怒ったのかもしれないです。
今なら一緒にサクランボ探してあげれるのにな~なんて思ったりして。
年を取ると言うことはこういうことなんですね。
なんか一生懸命子育てしていた時の自分に会えるなら会いたいな~なんて思います。

Caelさんへ

こんにちは、Caelさん。
そうですね、子どもたちはフルーツが大好きでサクランボも好きです。
Caelさんのお子さんはサクランボは得意ではないのですね。
うちの二男はきれいなものや、かわいいものが昔から大好きでした。
きっとサクランボもきれいでかわいくて、双子はくっついているから大事だったのでしょうね~。

miyazyyさんへ

こんにちは、miyazyyさん。

あの頃は子育てにいっぱいいっぱいで見落としていたお話ですね。
今、子育て一段落してふと思い出します。
今の私ならもっと余裕を持って子育てで来たのだろうか?なんて考えたりもしますが、手がかからなくなってきたからこそ生まれている時間のゆとりですもんね。
手がかからなくなると、お金がかかります。
うまいことなっている物ですね~。

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Author:Shop Asahiyama
旭川市旭山公園(旭山動物園隣)でソフトクリーム屋兼情報センターをやっています。
屋根のソフトクリームが目印。営業時間10時~16時 定休日水曜日 
今年はメニューを大幅に減らして営業していますが今年もどうぞよろしくお願いします。

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