こんにちは
先日、無事にサケの放流が終わりました~。
その時の様子をレポートしたいと思います

12月から育ててきたサケを一緒に放流してくださるのは市内に住む親子25組のみなさん。
私は受け付けのお手伝いなどをしながら、参加してくださる方たちを待ちます。
今年もたくさんの方が参加してくださいました~

川に行ってサケを放流する前に、少しサケの勉強をします。
自分たちの放流したサケはその後どうなるのか、どんな風に海を泳いで川に戻ってくるのかなどを動画で見てもらいました。
知っているようで知らないサケの動向にみんな興味津々で見てくれていましたよ~。

途中、前の記事のサケのパペットも登場しました。
川にいるときのサケ(右)は体に模様がありますが、海に行く頃のサケ(左)は体の色が変化します。
それは海で泳ぐとき背中は海の色に近い色で上から狙う鳥たちに見つけられないように、お腹は下から狙う魚たちに水面の光と同化して見えなくなるように白いお腹になっています。
サケの体が変化するのにも意味があったのですね~なんていう話をさせていただきました。

時間がなくてお腹のチャックをご紹介できなかったのですが、実際にお子さんたちは持って見て、「重~い」とか、「おおき~い!!」なんて声が上がっていました。
今日、放流するサケの稚魚はちょうどお子さんたちの人差し指くらいの大きさ。
それがこんなに大きくなって旭川に帰ってくる…ということを覚えていてもらえたら嬉しいな

まだまだ春は近くて遠い旭川、放流会場の川辺には雪がたくさん残っています。
川辺の風は冷凍庫にいるくらい冷たい風が…
この日の川の水温は約7度で育ててきた水温とほぼ一緒の温度でした。

サケたちが川の水にビックリしないように、少しずつ飼育していた水に川の水を混ぜていき体を慣らしていきます。
稚魚の様子を見ながらプラスチックのカップに入れていきました。

参加者のみなさんにサケの入ったコップをお渡ししていきます。
足元の段差や雪に注意してくださいね~なんて声をかけながらコップを手渡しすると、チョロチョロ泳いでいる稚魚に歓声があがります。
「わ~!かわいい~!」
「すごく元気だな~」なんて言う声が聞こえていました。

稚魚の入ったコップを持って嬉しそうに歩いてくる参加のお子さんたち。
転ばないようにね~
みんな合図に合わせて一斉に放流します。

大きく見えている橋は旭川を象徴する橋 「旭橋」(あさひばし)です。
秋になるとここでサケの姿が見れる年もあります。
みんなの放流するサケたちもここに帰って来てくれるといいですね

「準備はいいですか~?放流、お願いしま~す」の掛け声でみなさん稚魚を川に放流しました。
足元をクルリクルリ泳いでいるサケ、すぐに川の奥に泳いで行ったサケ。
皆さん名残惜しそうにサケの泳いでいく姿を指さしながら見ていました。

旭川は「川の街 旭川」と呼ばれるほど、川が多く市内に流れています。
いつもは気にも留めない川かもしれませんが、こうしてサケを放流したことで数年後、あの時のサケはどこで暮らしているだろうか、旭川に戻って来ただろうか…と川を見るきっかけになるといいな~と思います。
川がきれいじゃないとサケは故郷に戻ってこれないそうです。
放流したサケたちが再び旭川に帰ってこれるように、出来ることからでいいので、川を汚さないように何か始めてみませんか?
私は不必要な洗剤は使わずに洗い物をしていこうと思っています。
さて、今年もサケの飼育にお付き合いくださいましてありがとうございました。
私たちが書いている「サケのかんさつ日記」も完結しましたので、よかったら覗いてみてくださいね→H28年度 サケのかんさつ日記
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先日、無事にサケの放流が終わりました~。
その時の様子をレポートしたいと思います


12月から育ててきたサケを一緒に放流してくださるのは市内に住む親子25組のみなさん。
私は受け付けのお手伝いなどをしながら、参加してくださる方たちを待ちます。
今年もたくさんの方が参加してくださいました~


川に行ってサケを放流する前に、少しサケの勉強をします。
自分たちの放流したサケはその後どうなるのか、どんな風に海を泳いで川に戻ってくるのかなどを動画で見てもらいました。
知っているようで知らないサケの動向にみんな興味津々で見てくれていましたよ~。

途中、前の記事のサケのパペットも登場しました。
川にいるときのサケ(右)は体に模様がありますが、海に行く頃のサケ(左)は体の色が変化します。
それは海で泳ぐとき背中は海の色に近い色で上から狙う鳥たちに見つけられないように、お腹は下から狙う魚たちに水面の光と同化して見えなくなるように白いお腹になっています。
サケの体が変化するのにも意味があったのですね~なんていう話をさせていただきました。

時間がなくてお腹のチャックをご紹介できなかったのですが、実際にお子さんたちは持って見て、「重~い」とか、「おおき~い!!」なんて声が上がっていました。
今日、放流するサケの稚魚はちょうどお子さんたちの人差し指くらいの大きさ。
それがこんなに大きくなって旭川に帰ってくる…ということを覚えていてもらえたら嬉しいな


まだまだ春は近くて遠い旭川、放流会場の川辺には雪がたくさん残っています。
川辺の風は冷凍庫にいるくらい冷たい風が…

この日の川の水温は約7度で育ててきた水温とほぼ一緒の温度でした。

サケたちが川の水にビックリしないように、少しずつ飼育していた水に川の水を混ぜていき体を慣らしていきます。
稚魚の様子を見ながらプラスチックのカップに入れていきました。

参加者のみなさんにサケの入ったコップをお渡ししていきます。
足元の段差や雪に注意してくださいね~なんて声をかけながらコップを手渡しすると、チョロチョロ泳いでいる稚魚に歓声があがります。
「わ~!かわいい~!」
「すごく元気だな~」なんて言う声が聞こえていました。

稚魚の入ったコップを持って嬉しそうに歩いてくる参加のお子さんたち。
転ばないようにね~

みんな合図に合わせて一斉に放流します。

大きく見えている橋は旭川を象徴する橋 「旭橋」(あさひばし)です。
秋になるとここでサケの姿が見れる年もあります。
みんなの放流するサケたちもここに帰って来てくれるといいですね


「準備はいいですか~?放流、お願いしま~す」の掛け声でみなさん稚魚を川に放流しました。
足元をクルリクルリ泳いでいるサケ、すぐに川の奥に泳いで行ったサケ。
皆さん名残惜しそうにサケの泳いでいく姿を指さしながら見ていました。

旭川は「川の街 旭川」と呼ばれるほど、川が多く市内に流れています。
いつもは気にも留めない川かもしれませんが、こうしてサケを放流したことで数年後、あの時のサケはどこで暮らしているだろうか、旭川に戻って来ただろうか…と川を見るきっかけになるといいな~と思います。
川がきれいじゃないとサケは故郷に戻ってこれないそうです。
放流したサケたちが再び旭川に帰ってこれるように、出来ることからでいいので、川を汚さないように何か始めてみませんか?
私は不必要な洗剤は使わずに洗い物をしていこうと思っています。
さて、今年もサケの飼育にお付き合いくださいましてありがとうございました。
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こんにちは
あっという間に暖かくなり、一気に春が近づいてきました。
新学期、新生活を始めたみなさん、風邪などひいていませんか?
緊張して肩に力入っていませんか?
大きく深呼吸しながら、時々 首や肩を回してリラックスするようにしてみてくださいね~

さて、春…ということはサケたちの放流が迫ってきました。
今度の日曜日に放流するのですが、その時に使う資料がとても面白かったので皆さんにもご紹介しますね
今回は本物のサケに近いものを見てもらおうと こんなサケの模型をお借りしてきました。

実はこのサケ、大きさも重さも ほぼ実寸大なんです。
素材は布で手作りされていますが、持つとずっしり重みがあります。
こちらはオスのサケ(成魚)です。
なんと「婚姻色」という(赤紫色の)柄まできっちり表現されています

何で作っているかはわからないけど、とがってて固い歯もついています。
あまりにも高いクオリティに ただひたすら感動する私

オスのお腹にチャックがついていたので、開けてみると~?
そこにはフェルト生地で出来た内臓が…リアル

もちろんメスのサケもいます。
こちらも同じくほぼ実寸大。
あの小さなイクラがこんなに大きくなって川に帰ってくるんですね~

メスのお腹のチャックも開けてみると…卵が。
卵を全部取り出すと…

見えますか?
生地に腎臓とか肝臓とか書かれています
どうやって作っているのか見て見た~い!!

この模型のサケの体長は約60センチほどで、重さは約3キロ。
放流当日、参加してもらったお子さんたちに実際に触れてもらってから、稚魚を放流しようと思っています。
驚いてくれるといいなぁ~

一緒にお借りした箱の中にはこんなパペットも入っていました。
左が海に向かう頃のサケ、右が今 放流するサケ。
なぜ、体の色が違うのか、みなさんはわかりますか~?

こうやって手を入れて、参加者のみなさんに説明したいと思います。
日曜日のお天気は雨の予報。
なんとか放流が終わるまでは雨が降らないで欲しいな~

大きく育ったサケたち。
泳ぐ力も増して、水面より上にジャンプすることもしばしば。

みんな今年も無事に大きくなりました。
どうか、どうか、数年後には旭川に帰って来てね
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追伸:
10日の月曜日は三男の入学式でお休みします。
コメントの返信遅くなるのでご了承くださいね~。

あっという間に暖かくなり、一気に春が近づいてきました。
新学期、新生活を始めたみなさん、風邪などひいていませんか?
緊張して肩に力入っていませんか?
大きく深呼吸しながら、時々 首や肩を回してリラックスするようにしてみてくださいね~


さて、春…ということはサケたちの放流が迫ってきました。
今度の日曜日に放流するのですが、その時に使う資料がとても面白かったので皆さんにもご紹介しますね

今回は本物のサケに近いものを見てもらおうと こんなサケの模型をお借りしてきました。

実はこのサケ、大きさも重さも ほぼ実寸大なんです。
素材は布で手作りされていますが、持つとずっしり重みがあります。
こちらはオスのサケ(成魚)です。
なんと「婚姻色」という(赤紫色の)柄まできっちり表現されています


何で作っているかはわからないけど、とがってて固い歯もついています。
あまりにも高いクオリティに ただひたすら感動する私


オスのお腹にチャックがついていたので、開けてみると~?
そこにはフェルト生地で出来た内臓が…リアル


もちろんメスのサケもいます。
こちらも同じくほぼ実寸大。
あの小さなイクラがこんなに大きくなって川に帰ってくるんですね~


メスのお腹のチャックも開けてみると…卵が。
卵を全部取り出すと…

見えますか?
生地に腎臓とか肝臓とか書かれています

どうやって作っているのか見て見た~い!!

この模型のサケの体長は約60センチほどで、重さは約3キロ。
放流当日、参加してもらったお子さんたちに実際に触れてもらってから、稚魚を放流しようと思っています。
驚いてくれるといいなぁ~


一緒にお借りした箱の中にはこんなパペットも入っていました。
左が海に向かう頃のサケ、右が今 放流するサケ。
なぜ、体の色が違うのか、みなさんはわかりますか~?

こうやって手を入れて、参加者のみなさんに説明したいと思います。
日曜日のお天気は雨の予報。
なんとか放流が終わるまでは雨が降らないで欲しいな~


大きく育ったサケたち。
泳ぐ力も増して、水面より上にジャンプすることもしばしば。

みんな今年も無事に大きくなりました。
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こんにちは
昨日は三男の卒業式でお休みをいただいていました。
良く晴れた青空にぴったりのとても穏やかで暖かい いい卒業式でした
明日は長男と二男の卒業式でお休みします。
今週は卒業式ウィーク、ハンカチ多めで出席してきますね

さて、前回の記事でもお知らせしましたがサケの稚魚たちにエサをあげ始めました。
エサやりと同時に行うのが水槽の模様替え~。
上の写真は模様替え前。

長いゴム手をつけて水槽の石や網を取り除きます。
これはエサの食べ残しやフンを掃除するのに見やすくするためです。
手が滑って石を落とし、サケの稚魚が死んだら困るので緊張しながら作業します

水温は7度の設定なので、ゴム手を付けていても頭がキンキンするほど冷たく、どんどん手がかじかんでいきます。
石の周りには稚魚たちがウロウロ。
危ないから、よけてて~

こちらが模様替え後の写真。
ろ過装置の吸い込み口の黒いスポンジも取り除き、空気がボコボコ出るエアレーションもセットしました。
なんだか水槽が広く感じますね

エサはすでに取り寄せてあるサケ・マス専用のエサです。
小さな顆粒状のエサが粒の大きさ違いで2種類届きました。
今年は粒の大きい方のエサをあげます。

乾いた清潔な容器にエサを詰め替え、このプラスチックスプーンはよくあるプリンやヨーグルトでもらうスプーンです。
最初はエサをエサだと認識するまで少量ずつ稚魚にあげ様子を見ます。
昨日までエサを見たこともない食べたこともないサケたちはどうやってエサを認識するのでしょうかね?

2月24日、ほんの少し水面にパラパラッとエサを入れて見ました。
エサは軽いのでしばらく浮いていますが、水流で下に沈んでいきます。
気付いた稚魚がエサを食べ始めました。(エサは一日2回、食べ残さない程度をあげます)

食べれば当然、出るものがでます。
エサの食べ残しなども水質悪化につながるので水の交換も始めました。
毎日、バケツ半分程度の水を汲み置きの水と交換するようにしています。

ポンプの先には稚魚が間違って吸い込まれないように排水溝のネットをつけました。
水槽の温度が急に3度以上の差が出ないように注意が必要です。
放流までもう少し、みんながんばって大きくなってくださいよ~

上の写真は2月の末頃の稚魚たち。
お腹にまだ切れ目が見えますね。
3月に入り、すっかり切れ目は見えなくなりました。
新しくサケのかんさつ日記を更新しました。(またまたマンガ書いてます。)
良かったらこちらのリンクから読みにいってくださいね~→H28 サケのかんさつ日記
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良く晴れた青空にぴったりのとても穏やかで暖かい いい卒業式でした

明日は長男と二男の卒業式でお休みします。
今週は卒業式ウィーク、ハンカチ多めで出席してきますね


さて、前回の記事でもお知らせしましたがサケの稚魚たちにエサをあげ始めました。
エサやりと同時に行うのが水槽の模様替え~。
上の写真は模様替え前。

長いゴム手をつけて水槽の石や網を取り除きます。
これはエサの食べ残しやフンを掃除するのに見やすくするためです。
手が滑って石を落とし、サケの稚魚が死んだら困るので緊張しながら作業します


水温は7度の設定なので、ゴム手を付けていても頭がキンキンするほど冷たく、どんどん手がかじかんでいきます。
石の周りには稚魚たちがウロウロ。
危ないから、よけてて~


こちらが模様替え後の写真。
ろ過装置の吸い込み口の黒いスポンジも取り除き、空気がボコボコ出るエアレーションもセットしました。
なんだか水槽が広く感じますね


エサはすでに取り寄せてあるサケ・マス専用のエサです。
小さな顆粒状のエサが粒の大きさ違いで2種類届きました。
今年は粒の大きい方のエサをあげます。

乾いた清潔な容器にエサを詰め替え、このプラスチックスプーンはよくあるプリンやヨーグルトでもらうスプーンです。
最初はエサをエサだと認識するまで少量ずつ稚魚にあげ様子を見ます。
昨日までエサを見たこともない食べたこともないサケたちはどうやってエサを認識するのでしょうかね?

2月24日、ほんの少し水面にパラパラッとエサを入れて見ました。
エサは軽いのでしばらく浮いていますが、水流で下に沈んでいきます。
気付いた稚魚がエサを食べ始めました。(エサは一日2回、食べ残さない程度をあげます)

食べれば当然、出るものがでます。
エサの食べ残しなども水質悪化につながるので水の交換も始めました。
毎日、バケツ半分程度の水を汲み置きの水と交換するようにしています。

ポンプの先には稚魚が間違って吸い込まれないように排水溝のネットをつけました。
水槽の温度が急に3度以上の差が出ないように注意が必要です。
放流までもう少し、みんながんばって大きくなってくださいよ~


上の写真は2月の末頃の稚魚たち。
お腹にまだ切れ目が見えますね。
3月に入り、すっかり切れ目は見えなくなりました。
新しくサケのかんさつ日記を更新しました。(またまたマンガ書いてます。)
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二月も明日で終わりですね。
今年ほど足早に駆け抜けた2月はなかったな~と思います。
3月は息子たち それぞれの卒業式があり、みんな新しい進路が決まっています
長男は就職が決まり一人暮らしを始めることに…、二男はさらに進学することが決定、三男も高校生になります。
3月も怒涛の勢いで過ぎていくのだろうな~、体に気を付けてがんばらなくちゃ…なんて思っても見たりします

さて、こちらのバケツの写真…1月のサケ飼育室にあった汲み置きの水用のバケツです。
凍っているのが伝わりますか?
薄氷…なんていうレベルではありません。
バケツの水すべてが凍っていました…
建物内の物置の一角で飼育しているにも関わらず、この氷が出来るサケ飼育室…寒すぎです。

自然界のサケは雪や氷がある川でふ化しています。
なので温かいところでは育たないのです。
寒くていいんです…いいんです…いいんです…
寒い中ですが、毎日観察をしています。
その日の気温、水温、室温、鮭の様子などです。

写真も もちろん撮りためています…が、最近のサケは動きが激しく、泳いでいるために上手には撮れません。
室内なのにマイナスにもなるサケ飼育室でカメラを構えていると…手が震えてるんだか、鮭が動いているんだか…の写真が出来上がります
お腹にオレンジ色が少し見えますか?
オレンジ色の袋(栄養が入っている)「さいのう」がそろそろ見えなくなってきました。
私が苦心して写真を撮っていると、一緒に飼育しているNさんが「あ、いいものあったんだ!」と出してきたのがこれ↓

A5サイズのミニ水槽!
と~っても見やすい!(なぜに今まで使わなかったのかな??
)
サケは短時間の間に3度 水温変化すると体が弱ってしまうそうなので、急いで観察しました。
前回もお伝えした体の横のパーマーク(丸い黒いマーク)がはっきり見えますね!
このパーマークが薄くなって消えるころ、サケたちは川を下り海に向かっていきます。

お腹の下からの観察もこんなにきれいで簡単です!!
お腹に切れ目が入っているように見える部分が「さいのう」の名残です。
このようにして自然と「さいのう」は小さくなり、あとは何もなかったかのようにお腹はくっついて閉じてしまうんですね。
この写真を撮っているときに、Nさんの顔色がみるみるうちに紫に…!!!
なぜかずっと息を止めて撮影していたと…
(お願いですから、息をしながら撮影してくださいね…
)
(浮上しているサケたち)
お腹に「さいのう」をつけていた仔魚(しぎょ)は水の底で横たわっていましたが、「さいのう」がなくなるにつれてサケは体を起こし泳ぎ始めました。
お腹に「さいのう」がなくなった仔魚(しぎょ)を稚魚(ちぎょ)と呼びます。
水面近くまで泳ぎ始める稚魚が現れました。
サケたちがお腹の栄養を使い切り、水底から離れ エサを探すために水面近くまで泳ぎあがることを「浮上」(ふじょう)と言います
浮上が始まるとエサの開始の合図です。
エサやりの様子は次回に続きます
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今年ほど足早に駆け抜けた2月はなかったな~と思います。
3月は息子たち それぞれの卒業式があり、みんな新しい進路が決まっています

長男は就職が決まり一人暮らしを始めることに…、二男はさらに進学することが決定、三男も高校生になります。
3月も怒涛の勢いで過ぎていくのだろうな~、体に気を付けてがんばらなくちゃ…なんて思っても見たりします


さて、こちらのバケツの写真…1月のサケ飼育室にあった汲み置きの水用のバケツです。
凍っているのが伝わりますか?
薄氷…なんていうレベルではありません。
バケツの水すべてが凍っていました…

建物内の物置の一角で飼育しているにも関わらず、この氷が出来るサケ飼育室…寒すぎです。

自然界のサケは雪や氷がある川でふ化しています。
なので温かいところでは育たないのです。
寒くていいんです…いいんです…いいんです…

寒い中ですが、毎日観察をしています。
その日の気温、水温、室温、鮭の様子などです。

写真も もちろん撮りためています…が、最近のサケは動きが激しく、泳いでいるために上手には撮れません。
室内なのにマイナスにもなるサケ飼育室でカメラを構えていると…手が震えてるんだか、鮭が動いているんだか…の写真が出来上がります

お腹にオレンジ色が少し見えますか?
オレンジ色の袋(栄養が入っている)「さいのう」がそろそろ見えなくなってきました。
私が苦心して写真を撮っていると、一緒に飼育しているNさんが「あ、いいものあったんだ!」と出してきたのがこれ↓

A5サイズのミニ水槽!
と~っても見やすい!(なぜに今まで使わなかったのかな??

サケは短時間の間に3度 水温変化すると体が弱ってしまうそうなので、急いで観察しました。
前回もお伝えした体の横のパーマーク(丸い黒いマーク)がはっきり見えますね!
このパーマークが薄くなって消えるころ、サケたちは川を下り海に向かっていきます。

お腹の下からの観察もこんなにきれいで簡単です!!
お腹に切れ目が入っているように見える部分が「さいのう」の名残です。
このようにして自然と「さいのう」は小さくなり、あとは何もなかったかのようにお腹はくっついて閉じてしまうんですね。
この写真を撮っているときに、Nさんの顔色がみるみるうちに紫に…!!!
なぜかずっと息を止めて撮影していたと…



お腹に「さいのう」をつけていた仔魚(しぎょ)は水の底で横たわっていましたが、「さいのう」がなくなるにつれてサケは体を起こし泳ぎ始めました。
お腹に「さいのう」がなくなった仔魚(しぎょ)を稚魚(ちぎょ)と呼びます。
水面近くまで泳ぎ始める稚魚が現れました。
サケたちがお腹の栄養を使い切り、水底から離れ エサを探すために水面近くまで泳ぎあがることを「浮上」(ふじょう)と言います
浮上が始まるとエサの開始の合図です。
エサやりの様子は次回に続きます

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全国大会から無事帰ってきました。
たくさんの応援、本当にありがとうございました。
いまだ興奮冷めやらぬ感じで時間が過ぎていきます。
それくらい現地で見てきたことは感動するものとなりました
詳しくは…後日、少し私も心落ち着けてから書こうと思います。
(1月5日の仔魚たち)
さて、久々にサケの成長をお伝えしようと思います。
上の写真はふ化したばかりの頃の仔魚(しぎょ)たちです。
お腹のオレンジの袋が大きくて色鮮やかですね。
体もまだ白く、まるでもやしのようです。
(1月25日の仔魚たち)
それから20日間が経ちました。
写真は撮影のために電気をつけていますが、日頃は真っ暗な所で、さらにカバーもつけて暗くしています。
体に少し色がついてきました。
魚のような形に近づいてきましたね。
(2月6日の仔魚たち)
そして、今日の仔魚たちです。
さらに体色はサケの色に近づきつつあります。
お腹のオレンジの栄養袋が小さくなっているのに気づきましたか?
お腹の袋がなくなって、水底から水面の上の方に泳いで来たら、エサをあげるタイミングとなります。

今日の様子だとみんなまだ水底を泳いでいるし、お腹の袋も見えているのでエサやりはまだまだ先のようです。
水槽にメモリを貼りました。
春に放流するときの理想の大きさは体長5センチ、体重1グラム。
下の絵で見てもらうとわかると思いますが、頭の先から尾びれのくびれまでが体長と言います。
現在は2.5㎝くらいですね~。

もう少し日数が経ってくると、体の横に模様が入ってきます。
よく見るとうっすらと模様が見える仔魚もいます。
これは「パーマーク」と呼ばれるものです。
ヤマメやイワナにもこの模様は見られます。
サケはこの模様が薄くなってくると川から海に戻っていきます。
(こんな感じで書いています~)
今年は今まで自分たちが育ててきて、なんだろうと思ったことや、そうなんだ~!と気づいた点をかんさつ日記にマンガで書いてみました。
へたへたながら私も書いていますので、どうぞ良かったら読んでください。
旭川市役所のみどり課さんのHPにリンクを貼っておきます。→H28年度 サケのかんさつ日記 (H28年度のサケのかんさつ日記をクリックしてね!)
前回の記事では私をマンガで書いてもらっていましたが、自分でも書いてみると漫画家さんってすごいな~と思いました。
話を伝わりやすくまとめたり、読みやすいようにコマ割りしたり、どれも一からの勉強となりました。
サケのかんさつマンガは二人で交代で書いているので作風が少し違いますが、笑って読んでくださると嬉しいです。
放流まで もう少し書いて行こうと思います
合わせて過去の観察日記もどうぞ~。
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たくさんの応援、本当にありがとうございました。
いまだ興奮冷めやらぬ感じで時間が過ぎていきます。
それくらい現地で見てきたことは感動するものとなりました

詳しくは…後日、少し私も心落ち着けてから書こうと思います。

さて、久々にサケの成長をお伝えしようと思います。
上の写真はふ化したばかりの頃の仔魚(しぎょ)たちです。
お腹のオレンジの袋が大きくて色鮮やかですね。
体もまだ白く、まるでもやしのようです。

それから20日間が経ちました。
写真は撮影のために電気をつけていますが、日頃は真っ暗な所で、さらにカバーもつけて暗くしています。
体に少し色がついてきました。
魚のような形に近づいてきましたね。

そして、今日の仔魚たちです。
さらに体色はサケの色に近づきつつあります。
お腹のオレンジの栄養袋が小さくなっているのに気づきましたか?
お腹の袋がなくなって、水底から水面の上の方に泳いで来たら、エサをあげるタイミングとなります。

今日の様子だとみんなまだ水底を泳いでいるし、お腹の袋も見えているのでエサやりはまだまだ先のようです。
水槽にメモリを貼りました。
春に放流するときの理想の大きさは体長5センチ、体重1グラム。
下の絵で見てもらうとわかると思いますが、頭の先から尾びれのくびれまでが体長と言います。
現在は2.5㎝くらいですね~。

もう少し日数が経ってくると、体の横に模様が入ってきます。
よく見るとうっすらと模様が見える仔魚もいます。
これは「パーマーク」と呼ばれるものです。
ヤマメやイワナにもこの模様は見られます。
サケはこの模様が薄くなってくると川から海に戻っていきます。

今年は今まで自分たちが育ててきて、なんだろうと思ったことや、そうなんだ~!と気づいた点をかんさつ日記にマンガで書いてみました。
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前回の記事では私をマンガで書いてもらっていましたが、自分でも書いてみると漫画家さんってすごいな~と思いました。
話を伝わりやすくまとめたり、読みやすいようにコマ割りしたり、どれも一からの勉強となりました。
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放流まで もう少し書いて行こうと思います

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